英語を教える立場から見た学習テクニック

中学校受験と高校~大学へとエスカレータで進学しました。
高校では理系のクラスであったが、留学を機に英語が伸び、大学では国際系の学部へと進学。
そのため、中学生と高校生を担当する個別塾講師と家庭教師を約3年間経験しました。

もともと英語は大の苦手でした。

中学校の時はテスト前に暗記だけをしていた為、テストの成績は良かったのですが、高校になってから前日の暗記だけでは追い付かなくなりました。
それに加えてリスニングとスピーキングも加わり、高校1年生のときの英語の成績はみるみる悪くなる一方でした。

2年生の時に学校が主催する国際交流プログラムに申し込みをしたことで英語がないと、他の国の人とうまくコミュニケーションが取れないことを実感。
英語の勉強の仕方をただの暗記から、実用的に身に着けることを意識し始め、スピーキングとリスニングが一気に伸び、大学では国際学科に進学し、大学の1年間を利用し、海外へ仕事の経験をしにいくこともできました。

続けることが大事

英語のような言語は勉強という感覚ではうまく身につきません。
英語に一日3時間触れるのを1週間に1回と1日30分を毎日英語に触れるのとでは後者の方が圧倒的に英語は身に付きます。

自分の生活の中にどう取り入れるかが一番重要なことだと思います。
きっかけは自分の好きな音楽や映画、アニメを英語の字幕をつけてみるのでもいいですし、海外の人交流する場を作るでも少しでも英語に慣れるという意識がアカデミックの英語を学ぶにおいてとても重要になります。

一旦、英語に興味をもちはじめると後は新しい表現(文法や単語)を学んだあとに自分で言葉にしていうことです。
1人ごとを英語にしていくのも手かもしれません。
そのことで自然と頭の中に染み付き、そう簡単に忘れることはありません。

校でもトップクラスの英語の成績に

私の高校では卒業前に英語のテストがあり、それを合格しないと大学へは進学することはできなくなります。
1年生の時は確実に落ちると担任に言われていましたが、海外へ行き英語へ興味を持ち始めてからは1人ごとを毎日1回1センテンスでもいいから英語でいうようにするようになり、好きなアニメも英語の字幕をいれはじめました。

自分で親に頼んで英会話にも通ったことも覚えています。
それらのことが直接テストへつながったかはわかりませんが、学校の英語授業の受け方にも変化があり、新しい学びを取りに行く姿勢になっていました。
それらの行動がリーディング、ライティング以上にリスニング、ライティングにも表れ、学校でもトップクラスの英語の成績を取ることができました。

私は英語で高校受験や大学受験は行っていませんし帰国子女でもありません。

でも学びたいという意欲だけで、その後の大学でのプレゼンテーションでも賞をとることができ、現在は海外でのビジネスの現場で働くことができるようになりました。
是非みなさんも貴重な時間を勉強に費やすのであればまず自分が興味をもつという初めのステップを大切にしてみてください。